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ももいろ金沢ガイドVol.4

寛永二年創業、金沢で最も古い酒蔵「福光屋」

海外からも注目集める日本の文化を、旅しながら再発見。

FOOD 【福光屋】

石川県と言えば、日本有数の酒処。その中でも1625年(寛永二年)創業の老舗酒蔵「福光屋」は、390年余りの伝統を守りつつ、常に新しい提案を続けていく商品ラインナップが魅力的。酒粕を使ったスイーツやお米のドリンク、醗酵コスメまでお酒以外にも幅広く展開し、女性にも人気。東京にもミッドタウン、松屋銀座などメジャータウンに直営店が4店舗あるので、知る人ぞ知るお洒落日本酒ショップとして注目されています。(かく言う、筆者も福光屋を知ってから日本酒を嗜むようになりました)

というわけで、今回兼六園から少し南の石引町にある金沢店へ。こちらには、福光屋の心臓部である酒蔵が隣接しているので、実際に蔵元見学が出来るという嬉しいおまけ付き(※予約制です)。金沢にてすっかり日本酒モードになったところに、その工程を見られるということで、より深く日本酒を楽しむことが出来ます。

酒蔵入口には大きな杉玉。金沢の街を歩いているとよくみられるこの杉玉は、造り酒屋の象徴だそうで、通常11月に新酒が出来たことをお知らせするために掛け替えられるそうです。最初は青々としているのが、段々茶色に変化していき、その変化の様が新酒の熟成具合を物語るそうです。
そして同じく入口には、「恵みの百年水」と言われる地下150mから滾々と湧き出る水汲み場があります。酒蔵にとって命ともいわれるこの良質なお水は、街の資源でもあるので平日は開放し近所の方も汲みにくるそう。

酒蔵内では、麹や酵母の糖化や醗酵を促すため徹底した温度管理が行われています。酒蔵見学では醗酵中の醪を間近で見ることも出来、ほんとうにぷくぷくと音を立てているのが聞こえます。造りの期間中は昼夜問わず麹の手入れが行われているそうで、その時期は菌に過敏なため、蔵人の方々は納豆なども食べられないそうです‥。福光屋では人の手を生かした酒造りにこだわっているため、杜氏(下段写真左・板谷さん)をはじめ、熟練の蔵人の方々の伝統的な酒造りの手法が守られているのを感じます。

見学が終わり、ショップへ戻るとそれぞれのラインナップの製造過程を思い描いて、感慨もひとしお。店内では飲み比べセットもあるので、日本酒の奥深さや美味しさ、伝統の味をぜひその場で味わってみてください。(筆者おすすめは、都内飲食店でもよく見かける福光屋の代名詞「加賀鳶」です。写真で板谷さんが持っています!)

SAKE SHOP福光屋
住所:石川県金沢市石引2丁目8-3
https://www.fukumitsuya.co.jp

 

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次回は、築45年のリノベホテルをご紹介します!

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