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YUKA MANNAMI/まだ、夢見た旅の途中。 YUKA MANNAMI/まだ、夢見た旅の途中。

2017.10.11 Wed

自信とバランス

ショーのキャスティングは、ほんとうに見た目だけの世界。一目でいらないって言われる。そういう世界だってわかっていてもすごくキツイです。
普通に生きていたら、見た目だけで判断されることなんてないし、言われなくてもいいことをわざわざ経験しに行っている気もして、落ち込んだこともありました。でも後で落ちたショーを見ると、自分はこの世界観には合ってなかったってわかることが多くて、使われないのは当たり前って割り切れるようになりました。
使いたい人に使ってもらえるようにすればいい。全部に合わせるなんて不可能。
そう思えるようになってすごく気が楽になりました。
ただ逆に、これは行けたはずなのにどうしてダメだったんだろう、っていうこともあるのでそれは振り返りと反省かな。
そういうときは、でもとかだっては言わずに、とりあえずいろんな意見を聞きます。
もしウォーキングがダメと言われたら、自分でビデオをまわしてやり直したり。
落ち込みすぎて何も受け入れられない場合は、心情をただ聞いてもらって、気持ちが落ち着いてから「あのときの指摘ちょうだい」って言うかな。
耳が痛いこともいっぱい言われるので、「うるさい!」って思っちゃうときもあるけど(笑)、言われないとわからないこともあるしありがたいですね。
わたし、ほんとうは自信なんてないんです。だから「自信を持つ」、が永遠のテーマ。
プロとして自信を持たないといけないけど、まわりがいくら言ってくれても、自分が認められないとダメな部分ですね。
自信がなくなっても、今日みたいに撮影で「可愛い」って言ってもらえたら復活します。
普段はほんとうに言われないので…(笑)。
言われると毎回すごくうれしいし、それで頑張れる。もちろん、撮影はメイクさんやスタイリストさん…みんなの力が合わさった「可愛い」ですけど。
いまだに広告になった写真を見て「すごいブスだけどいいのか?」って思ったりもします。
でもそういうコンプレックスがあるからできる表現もあるのかもしれません。
以前、メイクさんに「適度のブスだから親しみがあっていい」って言われて(笑)、一理あるなって思いました。
親しみがあるって、大事だしそれも個性。
日本人は、西洋人の容姿に憧れがちだけど、彼女たちと仕事をしていると「髪がキレイでうらやましい」って言われたりする。結局みんなないものねだりで、「みんな違ってみんないい」ってほんとだし、自分にある個性を大切にしようと思うようになりました。
自信がないなりにも、誇りはもってやっていきたいです。

萬波ユカ

1991年生まれ。DONNA所属。2015年7月のモデルデビュー直後にユニクロのワールドキャンペーン、FENDIの来日コレクションショーに抜擢。同年9月にはパリコレ出演を果たし、以降世界のコレクション、広告で活躍。現在はNYを拠点に移し表現の場を拡張中。

YUKA MANNAMI
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